「ガタンゴトン」に込めた想い

大切なわが子の成長が気になり、「どうして」「なぜ」と悩み始めたら、焦りと不安が「できない子ども」につらく当たってしまうことがあります。

でも焦らないで! 子どもは早かれ遅かれ必ず「成長」します。

発達障がいとは「発達する」障がいであると、私たちは捉えています。
鉄道に例えるなら、特急で早く目的地に着くのは便利です。でも、各駅停車で車窓を眺めながらガタンゴトンと、ゆらり揺られる旅もよいものです。

「ゆっくりだっていいじゃない」

機関車のように、最初はゆっくり車輪を動かして走り出す、そんなイメージで子どもたちの成長を支えたい。
幼児期においては、「できた、わかった、楽しいよ」をいっぱい感じる事が重要です。
成功体験と肯定感情を育てる療育を私たちは進めていきます。

ガタンゴトン

創業者 西原 弘

 伊丹市役所障害福祉課で知的障がい者支援担当をしたことから、障がい児支援を志して大阪市立特別支援学校教員になる。
19年間一貫して支援学校で障がいのある子どもたちを指導してきた。
その後、大阪市こども相談センター教育相談担当係長、大阪市教育委員会インクルーシブ教育推進担当主任指導主事を経て、和歌山信愛女子短期大学保育科教授。
 障がい児保育ができる保育者を養成していくと共に、学校園の教員研修や保護者からの発達相談(新版K式、WISC等発達検査実施を含む)・各区保健福祉センターやエルムおおさか主催ペアレントトレーニング講座の講師等を数多く務める。
 大学では「きょう育の和センター長」として子育て支援ルーム「木のおうち」の運営を担当。「木のおうち」に訪れる親子と触れあい、保護者の悩みに耳を傾ける。また、教え子たちが保育現場で活躍する姿をみていくうちに、「若いうちにもう一度、直接、こどもに関わりたい」という思いから大学を退職し、自ら児童発達支援事業所を立ち上げる。

【所有資格】特別支援学校教諭免許・公認心理師

【学会発表】

2012年10月第21回日本LD学会(仙台大会) 「発達障害と不登校」

【書籍等出版物】

書名児童青年の発達と「性」の問題への理解と支援 : 自分らしく生きるために包括的支援モデルによる性教育の実践
著者小野 善郎【監修】/和歌山大学教育学部附属特別支援学校性教育ワーキンググループ【編著】 (分担執筆)
出版社福村出版
発行年月2019年7月
分担執筆 担当範囲5章-4 発達につまずきのある子どもの子育てにおける性教育、 6章-1 発達につまずきのある子どもへの家庭における性教育、事例1 乳房へのタッチングがある男児、事例2 性器いじりがある男児、 事例6 異性との交際にあこがれSNS返信要求にこだわる男子
ISBN9784571121371
書名怒りの感情コントロール
著者西原 弘
出版社公益財団法人大阪特別支援教育振興会 月刊「育誠」第487~492号
発行年月2014年4月~9月

【委員歴】

2018年7月 – 2021年3月大阪市生野区役所 生きるチカラまなびサポート事業アドバイザー
2018年4月 – 2020年3月大阪市阿倍野区保健福祉センター 子育て支援室スーパーバイザー
2008年4月 – 2012年3月大阪市立大空小学校 学校評議員

【主な講演2020~2022】

発達障がいについての理解  大阪市私立幼稚園連合会  幼児教育相談(養成)研修①  2022年6月23日
要支援児の受け入れと対応  大阪市私立幼稚園連合会  特別支援教育研修会  2022年5月11日
愛着に課題のあるこどもの理解と支援  大阪市教育委員会 令和3年度 家庭教育充実促進事業にかかる職員学習会 2021年12月16日
支援を要する子どもの理解 ~教師は何ができるか~ 大阪市立大宮小学校  特別支援教育研修会  2021年7月27日
要支援児の受け入れと対応  大阪市私立幼稚園連合会  特別支援教育研修会  2021年7月20日
支援を要する子どもの理解と支援~子ども理解から保護者支援まで~  大阪市保育・幼児教育センター 特別支援教育・障がい児保育研修会  2021年6月24日
発達障がいについての理解  大阪市私立幼稚園連合会  幼児教育相談(養成)研修①  2021年5月13日
特別な支援が必要な子供をもつ保護者への理解と支援~ペアトレの視点をもった支援~ 和歌山県教育委員会・和歌山県保健福祉部共催  令和2年度 幼稚園・保育所・認定こども園関係職員合同研修 「特別な支援が必要な子供の教育・保育を考える研修会」 2020年11月20日